NEW1月度フィッシング報告件数は190,500件、3月から再度増加の可能性 に警戒を

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ここで紹介するニュースは、ほとんどの場合下記の方法で対策できます。
〇 OS、アプリケーション、アンチウイルスのデータベース等を常に最新の状態に保つ
〇 UTM導入等によるネットワーク全体の防御を行う

1月度フィッシング報告件数は190,500件、3月から再度増加の可能性
に警戒を

– 2月20日(日本時間)、フィッシング対策協議会より、1月に寄せられたフィッシング報告状況が発表されました。

– 1月度の報告件数は202,350件で、12月度(https://www.antiphishing.jp/report/monthly/202512.html )の190,500件から11,850件増加しています。

– 悪用されたブランド件数は108件で12月度(114件)から6件減少、割合が多かったトップ2は3か月連続でAmazon(約17.4%)とApple(約6.5%)、次いで報告されたVISA、Paidy、セゾンカードと合わせて約36.7%、さらに1,000件以上報告された41ブランドまで含めると約95.0%を占めたとのことです

– フィッシングサイトのURL件数は50,822件で12月度(55,485件)から4,663件減少、使用されるTLD(トップレベルドメイン名)の割合は .cn(約56.4%)、 .com(約29.7%)に加え .cfd(約8.0%)の3つで全体の約94.1%、次いで1,000~10,000件の報告があった .shop(約2.2%)、.info(約1.7%)、.top(約0.8%)、.net(約0.8%)と併せて約99.5%を占めています。

AUSからの所感 AUSからの所感

1月の報告件数について、中旬まで増加、下旬は減少傾向だったとし、同協議会の調査用メールアドレス宛に届いたフィッシングメールも1月26日頃より一部の通信事業者からの配信が急激に減少したことから、「海外におけるレジデンシャルプロキシの無力化(AUS便り 2026/02/06号参照)等の影響の可能性」があったとしている一方、例年通りであれば旧正月が終わる3月から再び急増の可能性があることを指摘しており、継続的な対策と啓発の強化が呼び掛けられています。

手元では複数の証券会社による、配当金受取や多要素認証に関する警告を騙るフィッシングメールが多数届いています。

他にも日本データ通信協会の迷惑メール相談センターには日々20件以上のフィッシングメールが掲載されており(https://www.dekyo.or.jp/soudan/contents/news/alert.html )、利用しているサービスについて不審なメールを受信した際はこういった情報等と文言が一致するか確認するとともに、本物のサービスのサイトへは事前に登録したブラウザーのブックマークやスマホアプリからアクセスする等、慎重に行動することを日々心掛けましょう。


大学病院患者約1万人個人情報流出…ナースコールシステムに<ランサムウェア感染しました。

– 2月13日(日本時間)、日本医科大学武蔵小杉病院より、同院がランサムウェア攻撃を受け、個人情報が流出したと発表<されました。

– 被害を受けた個人情報は、同院の患者約1万人分の氏名・性別・住所・電話番号・生年月日等とされています。

– 発表時点では、外来・入院診察及び救急受け入れは通常通り行っている状態とのことです。。

AUSからの所感 AUSからの所感

– ランサムウェア被害は最近も度々報じられており、昨年発生したアサヒグループホールディングスの事例は2月18日に調査報告が行われています。

– 病院関連の感染事案では電子カルテシステム等が停止する事態<も発生、また 今回も医療機器保守用のVPN装置が侵入経路になったとしていますが、前述のアサヒグループも含め、ことランサムウェア攻撃においてはVPN機器とリモートデスクトップがターゲットとされる傾向が多いです。

– 再発防止策としてVPN(あるいはリモートデスクトップ)の廃止を掲げるケースもありますが、これらを生かしつつ、根本的な対策として、機器のOS・ファームウェアの脆弱性を突かれないよう最新に保つことや、ID・パスワードを破られての侵入の可能性に対し外部から推測されにくいパスワードの設定を行うことも考慮すべきでしょう。


Visual Studio Code 複数の拡張機能に脆弱性、更新停止のものも

2月17日(現地時間)、OX Security社より、コードエディター「Visual Studio Code(VS Code)」の複数の拡張機能に脆弱点が存在するとして注意喚起が出されています。

該当する拡張機能として「Live Server」「Code Runner」「Markdown Preview Enhanced」「Microsoft Live Preview」が挙げられ、悪用により、VS Code上での任意のコードやJavaScriptの実行、情報漏洩等の恐れがあるとしています。

再発防止策としてVPN(あるいはリモートデスクトップ)の廃止を掲げるケースもありますが、これらを生かしつつ、根本的な対策として、機器のOS・ファームウェアの脆弱性を突かれないよう最新に保つことや、ID・パスワードを破られての侵入の可能性に対し外部から推測されにくいパスワードの設定を行うことも考慮すべきでしょう。

AUSからの所感 AUSからの所感

各脆弱点は、設定ファイルに不正なテキストを含める、細工されたMarkdown(.md)ファイルを開く等により、それぞれ悪用可能とされています。

手元では複数の証券会社による、配当金受取や多要素認証に関する警告を騙るフィッシングメールが多数届いています。

他にも日本データ通信協会の迷惑メール相談センターには日々20件以上のフィッシングメールが掲載されており(https://www.dekyo.or.jp/soudan/contents/news/alert.html )、利用しているサービスについて不審なメールを受信した際はこういった情報等と文言が一致するか確認するとともに、本物のサービスのサイトへは事前に登録したブラウザーのブックマークやスマホアプリからアクセスする等、慎重に行動することを日々心掛けましょう。